主人公。
曲がったことが大嫌いで良くも悪くもまっすぐな性格。
本を読んで研究することが趣味であり、弁論が得意。
下級武士の出で勉学に励んだが、苦労したため、屁理屈を通したり達観視するところもある。
敵も多いが、仲間も多い。そんな男である。
【経歴】
佐賀の八賢人で、明治十傑の1人。
いち早く尊王攘夷(天皇を律し異人を排斥する)思想を机上の空論とみなし、積極的開国論を論じた。
民法の制定や人権確立に尽力し、日本の近代化の基礎に多く関わっている。
初代司法卿などを兼任するが、明治六年の政変で政府を抜ける。享年40。